工業機械・自動車・船舶等の機械工業から、伝統工芸等の職人芸まで多士済々に渡る日本の素晴らしい技術力をメディアを通じて広く認知させるための秀逸なネーミングだと思っています。
そのネーミングが大学名や法律名の一部になるくらいですから・・・
作りたいと思ったモノのデザインを自分で考えて、材料を見つけてそれを作りだすことができる。
これができる「ものづくり」の人々が羨ましくてしょうがないです。
ITの分野で言えば、
・ネットサーフィンをしていて面白いCGIを見つけた
・Firefoxにこんなアドオンがあればいいなぁと思った
・起業のためにこんなビジネスアイディアを思いついた
といった例などがありますが、こういう時はせいぜいHTMLやCSSでのページレイアウト、デザイン生成までしかまだできません。
これでは『ものづくり』はできません。
ただの『もの遊び』程度です。みんなできますから。
『ものづくり』の技術と魂があると、そういった時にすぐ行動を起こす(成果物を作る)ことができるわけです。これは雲泥の差になります。
「だったらMBAでも取って管理職に就いてそういう人を雇えばいいじゃないか」
と考える方もいるでしょう。
「ボーナスやストックオプション等の好待遇を用意するんだ!」
みたいに。
それはまた次元の違うオファーです。
創成期のGoogleもストックオプションや高給を用意して、ハイスキルのエンジニア、実績あるプログラマーたちを囲いこむように雇っていました。
しかし、それは
『当時のGoogleがワクワクする楽しいことをやっていて、楽しく働ける場所だった』
からだと思います。
確かにパロアルトのGoogle本社は広大な敷地で、3食タダ、レクリエーション施設が充実している等至れり尽くせりの仕事環境です。
設立後8年も経ちこれ程まで巨大化した組織になると、MBAホルダーや博士号取得者が働くようになり、マネジメントの硬直化・官僚化を意図せずして引き起こす形となり、本当の『ものづくり』に携わる人には若干居心地が悪い状況になっています。
現に今スキルあるエンジニア・プログラマーたち、面白い仕事を求める将来有望な若者たちは次々とFacebookに移籍しています。
魅力的なマネーオプションも決断要因の一つにあったのでしょうが、独自規格のSNSとしてGoogleに技術力で真っ向勝負する姿に惚れたのでしょう。
今、腕の立つエンジニア・プログラマーは、マネジメント層よりも、『ものづくり』が自身の手で行えるというそのただ一つの理由のみで、魅力的かつ価値があると考えられます。
「俺はアイディアなら誰にも負けません!」
「事業計画書30本書きました!」
もう二年も会社をやっていると、こうした言葉を傍で耳にするようになりましたが、そんなのは誰にだってできること。
だってみーんな脳みそは1つずつ持ってますから。
たとえ奇抜なアイディアを思いついたとしても、世の中に100人は同じことを思いついた奴はいます。必ず。
だから、勝敗を分ける要因はただ一つ、
『いかに早くそれをやるか』
ことWebに関して言えば、
『いかに早くそのコードを書くか』
自分でできなければサンプルコードを拾ってくるなり、ライブラリのコードを参考にして組み込んでみるなり、誰かできるヒトに頼んでみるなり。
ちょっと話は脱線してしまいましたが、とにかく自分の考えを、プログラム・コードという媒体を使って、具体化させて世の中に刺激を与えることができる、そんなエンジニア・プログラマーといった『ものづくり』の職人が、私は羨ましくて仕方がありません。
オープンソースCMSなんかをいじるなど、既存プログラムをいじくるのは多少できる。というか、できます。
しかし“0”からプログラムを作り出すことは、正直まだできません。
だから、私はそんなことをいとも簡単にやってしまう人を見ると、その人のことが大好きになってしまうのです(笑)
ライブコーディングなんかをたまに見ていたら、ウキウキしてしまう。というより、尊敬の念を覚えてしまいます。純粋に『すごいなぁ』と顔がにやけてしまいます。
おもしろき こともなき世を おもしろく
高杉晋作の頃の『おもしろい』コトと、21世紀の今の『おもしろい』コトは同じ次元で語られることではないですが、リーナス=トーバルズやジミー=ウェールズのように、
面白いと思ったことをその情熱を維持しながら夢中になることの凄さ。
これには本当に頭が下がります。
国家への憂いという心情の有無は置いておいて、ただ自分が信じることを生涯かけて貫き通すというこの心意気、まさに感服してしまいます。
プログラム・コードという媒体を通して、
『俺は今こんなおもしろいことをやっているんだぜ』
『どうだい、俺ってすげぇコード書くだろ』
と夢中で自己主張をする天才たち、この自己主張が日本及び世界の技術水準を向上させているわけです。
私は来年本格的に海外(米西海岸)に行こうと思っていますが、それは、“そいつら”にいっぱい会うため。
会って刺激を得るため。
自分も技術を習得したいというのもありますが、やっぱりこの理由が一番かな。天才たちに会いたい。
実際に会わなくてもメールやSkype、SNSで連絡取れるじゃん、とも考えるのですが、
やっぱり会って目を見ながらテクノロジーについて話してみたいんです。
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